映画『T-34完全版』感想ネタバレなし■戦車の曲芸と実はラブロマンス
胸熱！！『圧巻のVFX戦車の曲芸』いきなり完全版観れてすごい得した気分！！
はい皆さんこんにちは今回は２０２０年２月１４日公開【T-3４レジェンドオブウォーダイナミック完全版】をご紹介いたします。
このところ「ジョジョラビット」「１９１７命をかけた伝令」・・と戦争映画鑑賞が続いております。しかしそれぞれ全くタイプが違う作品で見比べてもどれも、そして今作も秀作でありました！！
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T-34 レジェンドオブウォー公式サイトから引用
主演
●アレキサンドラ・ロペス（ニコライ・イヴシュキン役）
1989年1月25日生まれ、デビュー作は、97年にアカデミー賞にノミネートされたTVドラマVoices。TVシリーズ「Poka tsvetet paporotnik」で初主演を果たす。また、ロシアの小説家ニコライ・ゴーゴリが主人公のファンタジー「Gogol.」（17）で主演に抜擢され、のちに人気シリーズとなった。「S‘parta」（18）ではゴールデン・イーグル賞主演男優賞を受賞。その他の映画出演作は、『タイム・ハンターズ １９世紀の海賊と謎の古文書』（14）、『アトラクション 制圧』（17）、『Ice（英題）』（18）など。
●イリーナ・ストラシェンバウム（アーニャ役）
1992年3月30日生まれ、2017年に『アトラクション 制圧』で長編映画初出演にして主演。『Black Water（英題）』（17）、『Ice（英題）』『Summer（英題）』などに出演。
●ヴィンツエンツ・キーファー（イエーガー大佐役）
1979年1月29日生まれ。主な映画出演作は、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』『スピード・レーサー』『犯罪「幸運」』（12）、『バンク・イリュージョン』（13）、『ジェイソン・ボーン』（16）。
解説
第2次世界大戦時、ナチスの捕虜になったソ連兵が、たった4人で一台の戦車を使って、敵の軍勢に立ち向かう姿を描く戦争アクション大作。撮影には本物の戦車T-34を使用した。第2次世界大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは初めて出た前線の戦いにかなりの交戦をするも負けてしまう。そして奇しくもナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまうのだった。身を隠して捕虜として過ごしていたイヴシュキンに気が付いた、ロシアの指揮官イエガーは、収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、ソ連軍の戦車T-34の操縦をイヴシュキンに命じるのだった。しかし、与えられたT-34は実弾を装備せず、演習では敵の砲火から逃げ惑う標的としての操縦だったのだ。確実に死が待ち受ける演習に、どう立ち向かうのだろうか？
感想
こちらの映画観客動員800万人！興行収入40億円超え！！全露No.1メガヒットということで・・
全米が泣いた！！とか全米NO.1とかは聞いたことあるけど
ロシアNO.1！！ロシアが泣いた！！は聞いたことはない。そもそもロシア映画自体観た記憶がない。（知らないうちに見てるかもしれないけど）ロシア人が熱狂したというのはどんなものか・・以下感想であります。
こちら２０１９年１０月に公開されたものの２６分追加豪華版！！ということですので、まだ今作観たことがない私にとっては、それはもう得した気分満載であります。
そんなの映画「レオン」をまだ観たことがなくて、いきなり３０分の追加「レオン（完全版）」を観れるようなもんじゃないですか！！うれしいに決まっている
更にこちらの映画ロシア最先端のVF技術を終結したダイナミックな映像革命とい触れ込みもあります。これを劇場でみないとか考えられない！！（オイラ相当ハードルあげちゃってますよこれ・・大丈夫かな？）
しかもこちら本物の戦車T-34を使っているということですので（戦車マニアではないので希少価値はわかなないけど、多分すごいんだと思います）
劇中なんとこの戦車！！片輪走行やドリフト旋回！もしちゃう圧巻ドライブテクニックも発揮します（戦車が普通そんなことする？）
さらに音響が物凄い！！音響に加えて重低音で煽るBGM！！これが緊迫感をさらに煽ります。
映画において政治問題とかあるなか、他国を敵にする場合・・・なにかと考えて作らないといけないご時世ですが。。
ナチスだけは完全悪にしていいって暗黙の了解でもあるんですかねえ。ドイツの人とかどう思ってるの？だって北朝鮮とか「日本完全悪」映画を毎回みて「わー、きゃー」言ってんのは気分がよろしくないじゃん？ドイツだって同じよね？
去年劇場で観た「空母いぶき」なんか原作は敵は「中国」だってのに・・映画では訳の分からない新しくできた国になっちゃってますからねえ。敵が中国か新国かではそれはもう恐怖や重さがまるっきり変わっちゃいますよね。
ロシア映画って他にどんなものがある？
ロシア映画の有名どころを紹介したいと思います。
2016年ロシア映画！！興行収入第1位を記録した作品。こちらもロシアNO.1ヒットです。
西暦800年代後半が舞台の海賊たちが活躍する映画です
ロシアの歴史に興味がある方は必見の作品になっています。
主演：ダニーラ・コズロフスキー
出演者：スヴェトラーナ・コドチェンコワ、マクシム・スハーノフ、イゴール・ペトレンコ、アンドレイ・スモリャコフ、ウラディミール・エピファンツェフ
上映時間：137分
公開日：2018年
ジャンル：アクション/アドベンチャー
監督：アンドレイ・クラフチューク
出演者：スヴェトラーナ・コドチェンコワ、マクシム・スハーノフ、イゴール・ペトレンコ、アンドレイ・スモリャコフ、ウラディミール・エピファンツェフ
上映時間：137分
公開日：2018年
ジャンル：アクション/アドベンチャー
監督：アンドレイ・クラフチューク
人類初の宇宙への旅を題材にした作品
1961年4月12日、宇宙船ボストーク1号ガガーリンが「人類初の有人宇宙旅行」に挑む感動巨編主演：ヤロスラフ・ザルニ
出演者：ミハイル・フィリポフ、オルガ・イヴァノヴァ、ナジェジダ・マルキ
上映時間：113分
公開日：2014年12月20日
ジャンル：ドラマ
監督：パヴェル・パルメンコ
ロシア映画には珍しい「ホラー映画」のヒット作です。
この映画のキャッチフレーズに
『婚約中の女性は一人では観ないでください』というものがあります。ぜひこの機会にロシアホラーに触れてみてはいかがでしょうか？主演：ヴィクトリヤ・アガラコーヴァ、ヴィチェスラフ・チェプルチェンコ
出演者：アレクサンドラ・レビョーノク
上映時間：95分
公開日：2017年11月25日
ジャンル：ホラー監督：スヴィヤトスラフ・ポドガイエフスキー
第2次世界大戦で実在したソ連の天才女性スナイパーのものがたりです。
ナチスドイツとの戦いに狙撃兵として戦地へ行き、次々とナチス兵を倒した彼女は「死の女」と恐れられる主演：ユリア・ペレシルド
出演者：ジョーン・ブラッカム、エフゲニー・ツィガノフ 上映時間：123分
公開日：2015年10月31日
ジャンル：アクション
監督：セルゲイ・モクリツキー
これは衝撃的な映画です。
第27回東京国際映画祭「コンペティション部門」出品、最優秀芸術貢献賞とWOWWOW賞を受賞作品。
少女と風景の美しさ・・そして起きるラスト！！実話がベースになっているさくひんです。
主演：エレーナ・アン
出演者：ダニーラ・ラッソマーヒン上映時間：97分
公開日：2015年9月26日
ジャンル：ドラマ監督：アレクサンドル・コット
いかがでしょうか？これを機会にロシア映画に触れてみては
どうでしょう？
T-34レジェンドオブウォー感想
見どころは何と言っても戦車対決！！戦車って時速３０キロ程度しか出ないので、基本はノロノロ対決！！しかし隠れて待つ緊張感、敵の戦車同士の至近距離での「どちらが先に砲弾を打てるか」という手に汗握る壮絶なバトル！！これを劇場で観ないでどうするの？って話なんです。先日観た「１９１７命をかけた伝令」のような実話ベースではなく、完全娯楽！！
そう！ファンタジー娯楽戦争映画！！たまにはこんな何も考えず、重い気持ちにならない映画も良いもんです。
ロシア映画って観たことないので、全体像はわからないんだけど、性的な描写や、残酷な描写ってのは割と厳しめなのかもしれません。
兵士が死んだり、打たれたりしても血が出るわけでもないし、キスシーンとかあってその後・・とか画面がそのまま星空へとターンして、ことが終わったあとの会話になったり、はたまたドイツ市民が不意に現れた戦車をみて・・気絶するとかシーンとか
全体に迫力があるものの、やはりちょっと古臭い表現が否めない気がしました。
あと特に気になったのは・・
戦車対決なんですが、毎回毎回砲弾を打つ度に「スローモーション」になる
たまにだったら良いのですが「もれなく毎回」
じっくりとそのシーンを見せたいのはわかるんだけど、緊張感の最中・・
毎回スローにされると、ちょっと「萎える」・・
しかし戦闘以外にも、良い面もたくさんあって、男くさいだけの映画と思いきや、ロマンスがあったりと緊張を丁度良く緩和させるカンフル剤的な役割のヒロインがいたり、街中を戦車が走る非日常ｎ対する市民の反応など緊張とコミカル、そしてまた緊張と、交互に襲ってくるバランスの良い作りになっています。
最近観た「パラサイト半地下家族」もコミカルとシリアスが交互に襲ってくる上手い作りでしたね↓↓
ちなみに今作のオリジナルにはなかった追加シーンですが・・
オリジナル版よりも仲間同士の会話や絆がよりもっと知れるような作りになっています。
まとめ
こういったロボット映画にしても、怪獣映画にしても・・大きいものが「ガッシャン！！ガッシャン！！」「ゴッチんゴッキン！！」戦えば・・
まあ理屈なしで面白いってば！！
最後にT-34ってどんな戦車？
T-34は現代戦車の元とも言われる戦車だ！ドイツの誇る機甲師団を恐れさせた第二次世界大戦の神戦車と呼ばれている。ただ・・T-34の1両では火力と装甲とも、ドイツの戦車タイガーやパンサーに及ばず、変速機は単純だったらしい。
合理的設計は低コストと大量生産に特化していて、低品質を数をつくた、高性能・高品質にこだわった少数精鋭のドイツ戦車を圧倒したりょうさんたいぷの戦車と言える。
そのため第二次世界大戦当時のタイガーで約2000両、T-34系列で約5万7000両と、その差は30倍近い量産タイプだったといえる。
特長として、戦車として初めて本格導入した傾斜装甲は、砲弾を弾き、薄い装甲で済む。走行性能も旧ソ連特有の泥濘な大地に対し、軽量な車体と幅広の履帯で、大戦前期のドイツ戦車より機動力を発揮した。
映画館でウイルスから身を守る【７箇条】記事は↓
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