パラサイト盗作?【パラサイト半地下の家族】感想■防犯カメラはお早めに!!
皆さんこんにちは
今回紹介しますのは、今話題になっている映画
「パラサイト半地下の家族」であります。
今作品がアカデミー賞を取ったとたんに起きたことですが・・・
インド映画のプロデューサーが訴訟を起こしたとか???
アカデミー賞を4冠獲得した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」に盗作疑惑が持ち上がった。インドの映画プロデューサーテーナッパン氏によりますと・・・
1999年にプロデュースした「ミンサラ・カンナ」に内容が酷似しているというのが当人の主張だ!!
どこが似ているのかというと「ミンサラ・カンナ」は「億万長者の息子が、結婚の許しを得るために、身をかくして豪邸で働く」という内容らしい・・・
「んんんん?????」
そんでもって最後はインド映画お決まりの皆で踊るそうだ・・
「えええええええ???」
似ている部分がこれっぽっちもない(汗)
よくこんなんで訴訟を起こしたなw
まあこれを機に「ミンサラ・カンナ」とかいう映画の売名行為ですか。。はい以下感想です。
映画パラサイト半地下家族公式ホームページから引用
パラサイト 半地下の家族 (2019)
PARASITE
以下・・・・・あらすじと感想
映画パラサイト半地下家族公式ホームページから引用
あらすじ
半地下住宅に住むキム一家は全員失業中だった。そのため内職で何とか暮らしていた。
ある日、友人の紹介で長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師になれるチャンスがやってくる。経歴を偽証して面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ねたのだ。そして兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れるのだった。。
ここでちょっとお知らせ!映画館のポップコーンってMサイズ400円ぐらいしますよね?ポップコーンの単価って知ってますか?大体一人前20円ぐらい。
映画館では買わないと仕方ないとして、家でポップコーン食べるとき豆があるといつでもお映画館気分になれますよ。↓Lサイズがもうフライパンさえあれば簡単に作れます
何十回分ですぞ!!
感想
こちらの映画パンフレットに
監督からのお願いが書いてます「家政婦が出てきて以降を絶対にネタバレしないでください」とのお約束があるようですので、当方もそれ以降は語らないようにします。
(まあいつも私のブログは基本ネタバレなしでやってますのでご安心を)
この作品の監督ポン・ジュノの作品は「スノーピアサー」と「グムエル」を昔観たことがあります。
今作もそうですが、この監督は一貫して「家族✖格差社会」をテーマにしてるんですね。
本作で描かれている格差社会における不条理。
象徴的に使われるのは、それぞれの家族の窓の大きさや、見える景色違いを意図的に、対比させてみせています。
底辺には底辺の、セレブにはセレブの「器」があって、それをわきまえずに無理をしても、やがて歪みが生じる。
それはどんなに取り繕っても隠せない〇〇〇だったり・・
だけど、金持ちはお金にゆとりがある分、心にもゆとりがあって生きている
発言の一つ一つには悪意も感じられないし、純粋に生きている。
恨まれる筋合いもない
お金持ちはお金持ちなりに努力して生きてきたんだろう。皆が皆サラブレットではない。
出てきたお金持ちの奥さんだって、ハイブリッド男子と結婚するために相当の努力をしたに違いない
貧乏人には貧乏人の言い分もある
「社会が悪い」「政治が悪い」
だけど・・もっと突き詰めれば貧乏人からお金持ちになった努力家だっていくらでもいる。。
万引家族には弱者を助けるための大義名分のようなものを感じたし、周りの人をそれほど不幸にしているといった不快感はそれほど感じなかった
僕がこの映画を観て一番感じたのは・・
本編とは関係ないが、この家族・・
これだけの団結力や知識やスキルがあるんなら、いくらでも真っ当な方法で這い上がれる。。
なぜやらない?
なんで半地下に住んでる?
そんなに韓国では、家族が一致団結しても内職しか出来ない状態なのか?
まともなアパートにさえ暮らせない状態なのか?
そこが理解できないのは、やはり文化の違いや、韓国の貧富の差が分かってないだけなのかもしれない。
ただしこの家族に関しては、半地下生活を楽しんでる節が否めない。。
当たり前だが貧乏だから不幸でもないし、金持ちだから幸せとは限らない。
もしかしたら、、それがこの映画の本テーマだったのかもしれない
まあそんな屁理屈をこねながら映画を観たってしょうがない訳なんだけど。
終始僕の中で、この違和感が拭えないまま・・
エンドロールまでたどり着いてしまったので、やや皆さんとは違う重しを付けて観てしまった気がする。
だからと言って面白くなかったわけではない
この映画の面白さは何と言っても
コミカルとシリアスの絶妙なバランス
滑稽さと緊迫した場面が交互に襲ってくる!!
皆さんが言っているように「万引き家族」や「ジョーカー」を彷彿させるような出来上がりになっている
映画観すぎた人種たちは、次の展開を予想しながら
「今まで見た何かの映画になぞらえて、観る癖がついている」
それを逆手に取った作りを、あえてしてるんでしょう。
例えばホラー映画「キャビン」なんかもそう
あえて、「こうなると思うでしょう?」ってミスリードして、とんでもない方向にもっていく。
今作は監督が、パンフレットでわざわざ言っている
「結末は、話さないでください」・・・
これは皆さん「シックス・センス」を思い出すと思います。
僕たち映画好きはやはりどこかで「シックス・センス」を超えるどんでん返しを期待して、映画を観てる方も多いと思うんです。
でもそれにはもう20年以上出会えていない。
皆さんはどうですか?出会えましたか?
「パラサイト 半地下の家族」・・
予想を越えた仕上がりなのか?
劇場でご自身がお確かめください(笑)
余談ですが、、僕は決して裕福な家庭でもありませんが、かと言って人の家のWi-Fiを使って生活しなければいけない程でもない。
この映画をみて裕福な人ほど危機管理能力が乏しいのかもしれないと感じました。
家なんてその気になれば、誰でも簡単に突破できる
もしもこの映画が家の中は安全と思い込んでいる平和ボケした人にも向けたものだとしたら、、
アマゾンの防犯カメラを早速購入した僕の心に一石を投じた力はすごい映画なんだと思います。
今は電源なしでも簡単に取り付けられるソーラー防犯カメラが普通ので1万円ぐらいで購入できるのだから、買わない手はないですわ
↓安いのだと5000円ぐらいで買えますからね。
いろんな意味ですごい時代になったもんです↓