映画『1917命をかけた伝令』感想ネタバレなしレビュー■映画館で観ないと駄目なやつ
洗えるマスク
やっと入荷したようですよ
●【戦争映画あるある】
●1917のあらすじ
●第一次世界大戦とは
●1917の感想
●他のお薦め戦争映画
皆さんこんにちは今回は2月14日から公開の「1917年命を懸けた伝令」です。
アカデミー賞3部門獲得ということで、前評判もかなりよろしいようですので、早速の鑑賞です。
・・とその前に毎回恒例の【映画あるある】から参ります。。
あるあるー!!
もうこれは美容室で言うところの・・美容師が「これからどこか行かれるんですか?」お客「ちょっと買い物でも」美容師「せっかく髪も綺麗になりましたしね」っていうほとんど中身のないテンプレートのような会話
そんなにどこ出身か聞きたいかね?っていうぐらい聞きますよねー。会話の掴みなんでしょうけど
では「1917 命をかけた伝令」あらすじと感想です。
公式ホームページ予告から引用
解説
映画『アメリカンビューティー』『007 スペクター』『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』などのヒット作品で有名なサム・メンデスが、第1次世界大戦を舞台に描くワンカット戦争映画です。
若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクの2人が、自分の兄とその仲間1600人の命を救うために立ち上がる
重要な命令を一刻も早く伝達するため、さまざまな危険が待っている敵の前線へと駆け抜けていく様を、なんと!!全編ワンカット撮影で描いた迫力ある戦争映画だ
1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んで、敵のドイツ軍と連合国軍の緊張が続いていた。そしてお互い消耗戦を繰り返し戦いは佳境を向かえていた!!
そんな時、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、マッケンジー大佐の部隊に「ある大切な」メッセージを届ける任務を与えられたのだった。兵士役にジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマンという若手俳優が演じ、その周囲をベテラン勢のベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングなどの実力派が固めた。
撮影は、以前の撮影「007 スペクター」でも監督とタッグを組んだロジャー・ディーキンス。第92回アカデミー賞作品賞、監督賞を含む10部門でノミネートされ撮影賞、録音賞、視覚効果賞を受賞した話題作だ!!
2019年製作/119分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:1917
1914年から起きた第一次世界大戦では、ドイツ・オーストリア・トルコなどの陣営と、イギリス・フランス・ロシアなどによる陣営とが戦争をしていました。
発端は
1914年に、オーストリアの皇太子の夫妻が、ボスニアの首都のサラエボをおとずれていた際に、暗殺される事件が起きた。この暗殺事件を サラエボ事件という。この事件の犯人が、セルビア人の青年であったことにより戦争が起きるきっかけとなった。
同じころ1914年にオーストリアがセルビアに宣戦布告したのが、のちの第一次世界大戦が勃発。そしてオーストリアの同盟国のドイツは、オーストリアを支持した。
ドイツ・オーストリア・イタリアの三国は三国同盟を結び、同盟国と言われます。それに対してロシア・フランス・イギリスは三国協商を結び、連合国と言われています。つまり同盟国と連合国が戦った戦争です。日本も第一次世界大戦に参戦し、日本はイギリスと日英同盟を結んでいたことを理由として、日本はイギリス側である連合国の側に立って参戦した。
ネタばれなし感想
戦争映画は割と好きでよく観ます。好きな映画を上げますと「ブラックホークダウン」「ローンサバイバー」「プライベート・ライアン」など。。
どちらかと言えば一人一人の過去に掘り下げながら進むような戦争映画ではなくて、最初っから最後まで息をつかせないぐらいのドンパチが続くような、これぞ!!戦争映画というものタイプが好きだといえます。
名作映画で「ディアハンター」ロバート・デニーロの主演作のベトナム戦争映画があるのですが・・・
こちらの作品当時VHSでテープが二本組、4時間近くある映画なのですが、前半2時間まるごと故郷でのホームビデオ他愛もない話をを延々と見せられます。。
そんな眠くなる映画は正直苦手なのですが(ただこのディアハンターは前半の焦らしからの・・後半怒涛の展開には衝撃を受けますがね)
↓「ディアハンター」なんだかんだ言ってすごい映画です!!良かったら観てください
本作は初っ端は花が一面に映る、のどかな風景から始まります。
「あれ?のどかじゃん」って思っていましたら、一気に畳み掛けるような連続で、観客は戦場へと送り込まれます。
なんてったって!!ワンカットを売りにしている映画ですから!!当然のことながら、それぞれのキャラクターの過去に掘り下げた回想シーンもないですし、国の家族の苦悩とかそんなものはありません。完全に無駄を省いた超スリム映画に仕上がっておりました。
近年の映画で似たタイプでしたら・・
クリストファー・ノーランの「ダンケルク」があります。ダンケルクは敢えてそうしたのか?全く残酷な描写はありません。が!!ずっと重低音のBGMが流れ、観客に息も尽かさない戦争体験をさせました。
こちらも良い映画ですので是非↓
ただ問題は本作「1917 命をかけた伝令」
本当にワンカットなんですか?????って僕みたいなひねくれ者は「粗を探しちゃうんですw」
だって考えてみてくださいよ。「カメラを止めるな」みたいなユルユルな映画ならまだしも、爆撃やセリフエキストラのタイミング・・etc
セリフNGやタイミング失敗したら、本当に始めからやるの?そんなの繰り返してたら、いくら制作費あっても足りないじゃん
それに俳優の疲労とか考えたら、無理じゃねえ?
そもそも正直ワンカットだろうが、そうじゃなかろうが観客にとっては、どっちでもよくないか?・・
・・と思っていましたら本作のチラシにこう書いてあります・・
『戦場に密着する異次元の戦争没入体験』
そして更に解説にこう書いてあります。
オープニングからラストシーンまでがひとつながりのように構成された『ワンカット映像』あれ?言葉がなんか、、?もう一度
『オープニングからラストシーンまでひとつつながりのように構成されたワンカット映像』ように?ワンカット風?d『えっーーー!?』
ちょとだまくらかしてないか。。
実際に撮影監督もこう言っています。
「いくら全編長回しといっても、本当にすべてがワンカットというわけではありませんよ。だからすごく大切にしたのは、「どこでカットをかけるのか」ということ。最初から繋ぐ部分をすべて決めてから撮影しなくてはいけなかったし。色んな要素をワンカット(というコンセプト)にどのように適合させるのかを計画するのも大切でした・・
確かに劇中には急に主人公の背後にまわって岩の部分をなめまわして、また主人公たちの目線に戻るとか、爆発で目の前が真っ暗になるなど明らかに繋ぎ目がいくつも存在するし、観客も割とわかりやすく繋ぎ目は何個も気づかされる。
だからといってワンカットだろうがそうじゃなかろうが、楽しめることにそれほどの意味はないので、気にする必要は全くない。
ちなみに・・この監督の作品で好きなのは「アメリカンビューティー」ですが、もしも、その路線ならアトラクション✖ひねったストーリー展開も期待したのですが・・
今作超どストレート!!完全アトラクション映画となっています。チラシにあります戦場に密着する異次元の戦争没入体験
確かにその通り!!
カメラワークは常に主人公たちの背後からや目線から。歩く先々では動物の死体、人間の死体、砲弾がそのすべてが当たり前のように、そこらじゅうに転がっています。
頭上を飛ぶ戦闘機の爆音!!はたまた「シュピッ」「キンッ」「ドスッ」かすめる銃声!!敵が仕掛けた罠や、待ち構えるスナイパー!!這いずり回るネズミやカラス、飛び回るハエ・・
無駄に主人公たちがベラベラとしゃべりながら進むので、こちらがハラハラして「静かにしろ!!敵兵に見つかるじゃないか!!」って思わせる演出
最近めっきりと減った3D映画ですが、2Dでもその映画への没入感を体験できることを保証します。
だた問題は・・・この映画果たして、家の50インチぐらいのテレビで観た場合楽しめるのか?という点
基本あらすじにありますように、「命をかけて伝令を伝えに行く!!」もうそれだけ
ストーリーなんてあってないようなもの、基本実話ベースですので、変な脚色はない(まあ良い意味でですよ)
つまりは映画館でこそ観なくちゃいけない映画だと思います!!
ただもう一度言いますが「ワンカット映像!!」ってCMしてるのはちょっと「ジャロ」に電話しちゃうぞ!!そこはハッキリ言ってどうでも良し
サイボーグ化された男性が愛する妻を救うべく戦いに身を投じる姿を、主人公の視点のみで描いたロシア映画。2015年トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映され、ピープルズチョイス・ミッドナイトマッドネス賞を受賞した作品。見知らぬ研究施設で目を覚ました主人公ヘンリー。
彼の身体は事故によって激しく損傷しており、妻と名乗る女によって機械の腕と脚が取り付けられる手術をなされた。さらに声帯を取り戻す手術に取り掛かろうとした時、謎の組織が襲撃してくるのだった・・。「第9地区」のシャルト・コプリー、「イコライザー」のヘイリー・ベネット、「レザボア・ドッグス」のティム・ロスらが出演。
2016年製作/96分/ロシア・アメリカ合作
原題:Hardcore Henry
配給:クロックワークス
東北の田舎で暮らす中学3年生の葉子は、年末に若い男たちに乱暴される。傷だらけで帰宅した葉子に、家族や親戚はなぜか冷たかった。彼女は男たちに報復することを決意する。そして援助交際で金を稼ぎ始める。高校卒業後、東京に出てすぐに全身整形をした葉子(平塚千瑛)は、昼は学校へ通い、夜は風俗で働くようになる。自らの性犯罪被害をつづった雪村葉子の手記を精神科医の和田秀樹が映画化したドラマ。
こちらは観たことないですし、痛々しいので観るつもりはないですが、どうやらなんかそんな記事を観たので紹介しておきます。
「ローンサバイバー」であります。
こちらの映画実話を元に映画にしたものなんですけど・・・
戦争映画をこんな風に言っちゃうのはどうかと思うのですが、これ・・
リアル版「ゾンビ」映画ですわ。
あらすじ
アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズ史上最悪の惨事と呼ばれるレッドウィング作戦の全貌を映画化した戦場アクション。実際に作戦に参加し唯一生還した兵士の回顧録を原作に、極限状況下の戦場の真実をリアルに描く。監督は、『ハンコック』などのピーター・バーグ。
『ディパーテッド』などのマーク・ウォールバーグを主演に、『バトルシップ』などのテイラー・キッチュ、『メッセンジャー』などのベン・フォスター、『イントゥ・ザ・ワイルド』などのエミール・ハーシュら実力派が共演する。
2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯である特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズは200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、猛攻撃を浴びてしまう。
それは世界最強の戦闘能力を持つ精鋭部隊といえども、死に等しい絶望的な状況だった。
そんな想像を絶する極限状況の中、一人の兵士が生き延び奇跡的に生還する。
感想・・・
昔「ゾンビ映画」の生みの親 ジョージAロメロは自分のベトナムでの戦争体験から、
「やっつけてもやっつけても襲ってくる敵兵」からヒントを得て「ゾンビ映画」を作ったといわれています。。
物語は、海兵隊SEALSの訓練シーンから始まります。
過酷な訓練、脱落していくもの、残るもの
その中でも選りすぐりの精鋭兵士4人が選ばれます
そして物語は、実際に行われた隠密作戦「レッドウィング作戦」へと移ります
ターゲットは、海兵隊員多数を殺害したタリバン系テロ組織の大物アフマド・シャーの暗殺作戦
敵地に潜入した米軍特殊部隊シールズ隊員4人の運命はどうなるのか?です
皆さん考えてみてください。いくら鍛え上げた精鋭だといっても
「たったのアメリカ兵4人です」
ましてや場所は完全アウェー。。
タリバンの兵士がそこら中にウヨウヨ何百人もいる中へと飛び込んだのです。
こんなもん誰が考えたって、無茶苦茶です。
物語序盤で、降り立った山の中で
たまたま通りがかった「山羊飼い」と出くわします。。
山羊飼いたちを拘束したSEALSたちは議論します。
「殺すか?」「逃がすか?」逃がせば敵に知らせるリスクがあります。逃がす選択をするのですが、それは同時に・・・
自動小銃、機関銃そしてRPGで武装した200人ものタリバンが4人に襲い掛かることになるんです
アメリカ兵 4人 VS 武装タリバン 200人です
M14を構えた時のカシャッ、シャキッと鳴る銃の金属音
装備の出し入れのズワッとかシャッチとか、当たるような擦るような跳ねるような五感に響く銃弾
岩肌を粉砕して破裂するRPG(携帯式対空ミサイル)の爆発音!!
もうねえ・・・僕相当のホラー映画を何本も観てますよ。もっと言えばゾンビものだって色々観てますよ
それでもねえ・・
「こんなに観てて心臓バクバクしたの、後にも先にも10本の指に入るぐらいの怖さでしたよ」
そんじょそこらのホラー映画が束になっても勝てない怖さですよ。。
だってやっつけてもやっつけても、タリバン兵士がわんさか襲ってくるんですもの
しかも、バズーカー砲も持ってんだもん
更にさらに追い打ちをかけるように、あのシーンですよ
「ミザリー」のお爺さん警官状態ですよ!
「シャイニング」のホテルのコック状態ですよ!!(わかる人にはわかるね?)
僕は「ぎゃーーーーーー!!!!」って叫びましたよ
ええ・・この恐怖は「プライベートライアン」のオープニングシーンに匹敵します
そして怒涛のクライマックスへ・・・
最後は切なくちょっぴり泣けるそんな戦争映画いかがでしょうか?
こちらはクリントイーストウッドの戦争映画です。中学生のとき劇場で「エルム街の悪夢」と同時上映でこちらの方がおもしろかった記憶があります。
それでは今回はこのあたりで!!
↓映画館に行かれる際には絶対にこの記事を読んでください
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